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■ジョイントの選定方法

1.強度〜サイズの選定方法 (運転係数は通常1.5以上)
設計トルク x 角度係数 x 運転係数 << 最大伝達トルク
で選定して下さい。
設計トルクに、角度係数、運転係数をかけた値がカタログの最大トルクより小さいことが要件です。
☆ 計算の結果、設計トルク値が境界値に近い場合は1ランク上のサイズを選ぶようにして下さい。
☆ いずれの場合も軸受けには十分な潤滑油が供給されている状態での強度数値を記載しております。
運転休止時には必ず点検をし状態がよくない場合には部品の交換などの対策をお考え下さい。
2 軸付きジョイントの強度検討
具体的な使用条件をお知らせいただければ検討させていただきます。
3 ジョイントの取り付け角度と角度係数
角度
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3°
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5°
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10°
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15°
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20°
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25°
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30°
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係数
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1.00
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1.10
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1.40
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1.70
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1.80
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1.85
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2.0
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加工誤差、組み付け誤差など合成された角度差が発生します、組み付け角度が大きいとこれら合成された角度差とあいまって回転ムラが発生しやすくなります。
ジョイントの組み付け角度は小さくなるように計画して下さい。
角度が中間値の場合は大きい角度係数を選んで下さい。
いずれの場合も各サイズ毎に表示しています角度以内で計画して下さい。
4 装置による運転係数
運転条件 |
使用機械の例
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運転係数 |
衝撃の少ない円滑な運転の場合 |
印刷機、食品機械、包装機、空調機、小型コンベア装置、手動操作による装置など
衝撃の少ない産業機械 |
1〜1.2 |
普通の運転の場合 |
搬送機、木工機械、工作機械、ロール装置
コンプレッサーなど各種産業機械
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1.2〜1.5 |
衝撃がある運転の場合 |
建設機械、クラッシャー、プレスライン
ロール圧延機など重荷重の産業機械
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1.5〜3.0 |
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